文法

a/an/theの使い分けを日本人向けに整理する冠詞入門

公開日: 2026-07-11|EigoNote 編集部

冠詞(a / an / the)は、日本語に存在しないため、英語学習者が最後まで苦労するポイントです。しかし基本の判断基準はシンプル。「相手が特定できるか」と「数えられるか」の2軸で考えます。

a / an は「1つの、とある」

数えられる名詞が単数で、しかも相手にとって初めて登場するときに使います。母音の音で始まる語の前は an になります。

  • I saw a dog. (とある犬を見た=どの犬かは特定していない)
  • She is an engineer. (彼女はエンジニアだ)

the は「例のあれ」

話し手と聞き手の両方が「どれのことか」分かっているときに使います。

  • I saw a dog. The dog was huge. (一度出た犬を、2回目はthe で受ける)
  • Close the door. (その場にある特定のドア)
  • the sun, the moon (世界に1つしかないもの)

無冠詞になるケース

数えられない名詞(water, information, advice)や、複数形で「一般的なもの全般」を指すときは冠詞がつきません。

  • I need information. (情報が必要だ)
  • Dogs are loyal. (犬というものは忠実だ=犬全般)

判断フローチャート

  1. 相手が「どれか」特定できる? → Yes なら the
  2. 特定できない → 数えられる単数なら a/an
  3. 数えられない、または複数で一般論 → 無冠詞

完璧を目指さない

冠詞はネイティブでも説明に迷う繊細な領域です。最初から100点を狙うと英語を話せなくなります。上のフローで7割合っていれば意思疎通に問題はありません。多読・多聴で「なんとなくの感覚」を育てるのが、最終的には一番の近道です。

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