発音
カタカナ英語を卒業する母音の発音入門
「発音に自信がない」という悩みの多くは、母音に原因があります。日本語の母音は5つですが、英語には15以上。カタカナに当てはめて発音すると通じにくくなります。代表的な区別を押さえましょう。
まず知るべき3つの区別
1. /iː/ と /ɪ/
seat(座席)と sit(座る)の違い。/iː/ は口を横に強く引いて長め、/ɪ/ は力を抜いて短く「イとエの中間」。この区別ができないと eat と it が同じに聞こえてしまいます。
2. /æ/ という日本語にない音
cat, apple の a。「エ」の口で「ア」と言うイメージ。口を横に大きく開くのがコツです。cap(帽子)と cup(カップ)の区別にも関わります。
3. あいまい母音 /ə/(シュワ)
英語で最も多い母音。about の a、sofa の最後の a など、弱く「ア」とも「ウ」ともつかない音です。力を抜いて軽く添えるだけ。英語のリズムはこの弱い音があるからこそ生まれます。
子音で終わる意識も大切
日本語は「ん」以外すべて母音で終わりますが、英語は子音で終わる単語が大量にあります。cat を「キャットォ」と最後に母音を足さず、「キャットゥ」と息だけで止めるのが通じる発音のコツです。
効果的な練習法
- ミニマルペア練習:seat/sit, cap/cup のように1音だけ違う語をペアで発音し、耳と口を鍛える。
- 録音して聞く:自分の発音を録って手本と比べると、ズレに気づけます。
- 口の形を意識:鏡を見ながら、口を横に引く・大きく開けるを確認する。
発音は生まれつきの才能ではなく、口の筋肉の使い方の練習です。当サイトのアプリでは単語の発音を再生できるので、手本として活用してください。