学習法
英作文が書けるようになる「日本語を崩す」思考法
「英作文になると手が止まる」。その原因の多くは、難しい日本語をそのまま英訳しようとすることです。プロの通訳者も使う「日本語を崩す」思考法を身につけましょう。
なぜ書けないのか
例えば「彼の発言は物議を醸した」を英訳しようとすると、「物議を醸す」に対応する英単語を探して固まってしまいます。しかし、この日本語を崩せば簡単になります。
ステップ1:やさしい日本語に言い換える
「彼の発言は物議を醸した」→「彼が言ったことで、多くの人が怒った/議論になった」
難しい熟語を、小学生でも分かる言葉に噛み砕くのがコツです。
ステップ2:主語と動詞をはっきりさせる
日本語は主語を省きがちですが、英語には主語が必須です。「誰が」「どうした」を明確にします。
「彼が言ったこと」→ What he said、「多くの人が怒った」→ made many people angry
ステップ3:シンプルな英語で組み立てる
What he said made many people angry. これで完成です。難しい単語を使わなくても、意味は正確に伝わります。
もう一つの例
「この件は検討させてください」→ 崩すと「後で考えて、あとで返事します」→ Let me think about it and get back to you later.
中学英語で9割書ける
難しい表現を覚えるより、知っている簡単な英語で言い換える力のほうが、実戦では役立ちます。まずは日記を英語で書いてみましょう。「今日は疲れた」「ラーメンがおいしかった」レベルで十分。日本語を崩す習慣がつけば、話すときにも詰まらなくなります。