英文法やり直しは「中学英語」からで大丈夫な理由
「英語をやり直したいけど、何から始めればいいか分からない」という人に、私たちは迷わず「中学英文法」をおすすめします。遠回りに見えて、実は最短ルートだからです。
日常会話の9割は中学英語でできている
ネイティブの日常会話を分析すると、使われている文法の大部分は中学で習う範囲(be動詞、一般動詞、時制、助動詞、比較、受動態、現在完了、不定詞・動名詞、関係代名詞)に収まります。逆に言えば、この範囲が瞬時に使えれば日常会話の土台は完成します。
「知っている」と「使える」は別物
多くの学習者は中学英語を「知って」います。しかし、会話中に瞬時に "I have been to Osaka twice." と組み立てられるかは別問題です。やり直し学習のゴールは、知識の再確認ではなく、考えなくても口から出る状態(自動化)です。
挫折しない進め方
- 薄い参考書を1冊選ぶ:網羅的な分厚い本より、2週間で1周できる薄さが正義です。
- 1周目は完璧を目指さない:7割理解で先に進み、2周、3周と回して精度を上げます。
- 例文を音読する:文法書を「読む」だけでは使えるようになりません。例文を声に出して、口に馴染ませましょう。
- 簡単な英作文で仕上げる:「昨日友達と映画を見た」を英語で言ってみる。日本語→英語の変換練習が自動化への近道です。
文法は「暗記」ではなく「納得」
大人のやり直し学習の強みは理解力です。「なぜ現在完了を使うのか」を理屈で納得できると、記憶の定着も応用力も子どもの丸暗記とは比べものになりません。焦らず、しかし止まらず。3か月後には英文を見る目が変わっているはずです。