
「来週、英語会議に参加しないといけなくなっちゃった…。どうしよ~。」
海外の企業と取引のある会社であれば、いつかは遭遇する「英語でのミーティング」。ある程度英語が理解できる人であれば、難なくこなせることでしょうが、大抵はうまくディスカッションができないものです。
今回の記事では、英語でのミーティングをより質の高いものにしたい中級レベル以上の英語学習者に向けて、有用なツールを紹介します。
コンテンツ
1.英語でのミーティングの準備
オンライン会議ツールの導入
海外企業とのディスカッションは、基本的にオンラインミーティングが多いです。特にこのご時世では海外渡航が難しいので、『Zoom』や『Teams』、『Google Meet』での会議が主流になっていることでしょう。
これらのツールは、相手によって合わせたりするため、有名どころはすべてインストールしておきましょう。クライアントのリクエストには、いつでも柔軟に対応できることをアピールします。

会議のセットアップ
まず、相手とのミーティングの日時を決めるところからスタートです。日本国内と同じようにこちらからいくつか候補日時をあげて調整します。ただし、このときに気をつけなければいけないのが、相手の国との時差を必ず考慮することです。
相手の時間表記で候補を送るのが親切でしょう。思い違いが発生しないように、相手のタイムゾーンであることを明確に書いておきます。(例:5pm in your time、PST、UTCなど)
時差を調べるのはGoogleの検索で「(国名)時差」で出てきますが、便利なアプリもあるので、その力を借りてもいいと思います。

もうひとつ、重要なことが相手の国が夏時間を採用しているとき、その入れ替わりのタイミングでズレてしまうおそれがあります。こちらの『timeanddate』では日付を入れることで、その日の時差が出てくるので春秋の季節は注意しましょう。

2.オンライン英語会議の当日の流れ
マイクとカメラのチェックを忘れずに
オンライン会議は、普通の会議と異なり、PC上のみでのコミュニケーションとなるため、事前に動作確認をしておくことをおすすめします。マイクとカメラが機能しているかどうかは会議前には確認します。PCにそれらが付いていない場合は、WEBカメラを買っておきましょう。
マイクはPCに付いていないこともあるので、これも事前にチェックしておきましょう。最近はAirPodsを使っている人も多いので、もし持っていれば、コードが気にならなくなるのでおすすめです。
あと、自宅で行うときに、背景が気になる人は軽くボカシをかけたり、インストールされているバーチャル背景に変えておきましょう。
オンライン英語会議中に使えるフレーズ
オンライン会議という特性上で、普段の会話では使わない英語を使うケースも出てきます。よく会議で使うであろうフレーズを3つ紹介します。
相手のマイク設定がOFFになっていることを知らせるときに、『You are on mute』と言って知らせてあげましょう。ちなみに、2020年は世界中で急激にオンライン会議が行われるようになったため、『on mute』はトレンドのフレーズとなりました。
オンライン英会話をしている人ならおなじみのフレーズですが、相手に自分の声や顔がちゃんと見えているかを確認するためのフレーズです。
Wi-Fiなどの影響でインターネットの調子が悪く、接続が途切れたときに使うフレーズです。
非ネイティブ最強英語フレーズがおすすめ
基本的に通常のビジネス英会話で覚えている単語やフレーズを駆使すれば、コミュニケーション自体は取れると思います。非ネイティブでもノンネイティブと渡り歩けることを実体験で証明したフレーズ本があり、僕はそれを普段参照したりしています。
3.絶対に入れておくべきツール
英語音声認識AIツールOtter.ai
オンライン英語会議で最強のヘルプツールとなるのが、この『Otter.ai』というアプリです。このサービスは何ができるかというと、会話の音声を聞き取り、ほぼ完璧にテキストへ書き起こしてくれるというツールです。
このツールと最強翻訳ツールのDeepLを使いこなせば、英語が苦手なひとでもかなりのレベルまで引き上げることができます。
4.オンライン英語会議の経験者たちの声
Twitter上での皆さんのつぶやき
5.まとめ
オンライン会議という便利なサービスが、今ではビジネスのなかの手段の一つとして自然に利用されている今では、国際会議も以前より格段にやりやすくなりました。これを機に海外企業とのオンラインでの打ち合わせやプレゼンもこれから多くなることが予想されます。
英語での会議は最初はなかなか慣れず、苦労しますが繰り返し経験を積むことで徐々に上達していきます。諦めずに便利なサービスなどを使いこなして海外でも活躍できる人材へと成長しましょう!