
「なんか面白いゲームでもしながら、英語も勉強できないかな〜」
海外で開発されたゲームは数多存在しますが、その中でも全世界で超絶な人気を誇るインディーゲームが『Undertale』です。今回は、その『Undertale』を使った英語学習方法をご紹介していきます。
コンテンツ
1.Undertaleってなに?
ユーザーの95%以上が高評価の超人気ゲーム

皆さんはUndertaleというゲームをご存知ですか?『Undertale』とは、Toby Fox氏がクラウドファンディングで調達した資金を元に開発し、2015年に発売された世界中で人気のPC向けゲームです。PCゲームプラットフォームのSteamでは、95%以上のユーザーが高評価レビューを付けている超人気ゲームです。

ちなみに、今ではNintendo SwitchやPlayStation 4などの家庭用ゲーム機でも販売されていますので、誰でも気軽に楽しむこともできます。

作り込まれた世界観とストーリー

ストーリーは、ある日主人公が突然モンスターが居住する地底空間に迷いこんでしまうところからスタートします。モンスターに遭遇するとRPG風の選択画面が出現し、行動を選ぶことができます。

モンスターごとに攻撃パターンが異なっており、攻撃に当たって体力がなくなってしまえばゲームオーバーです。ゲームジャンルとしては、シューティング×ロールプレイングゲームといった感じです。
ネタバレになってしまいますので、詳しいストーリーはここでは書けませんが、主人公の行動によってストーリーが分岐します。このゲームは、何回もクリアしたあとにスタートに戻って再度プレイする、『周回プレイ』が基本的な楽しみ方になり、真エンドを見るためには最低でも2周プレイする必要があります。
2.Undertaleを英語でプレイする!
英語でプレイするための準備
英語でのプレーをする場合、まず設定画面から言語の選択をします。

こんな感じですべて英語で表記されます。もともとは英語で作られたゲームなので、細かいニュアンスなどのエッセンスを感じとるためには英語でのプレイがおすすめです。

比較的平易な単語で構成されていますので、頑張って読み解いてみてください。
おすすめUndertale攻略サイト
プレイするときに役立つ攻略サイトです。ゲームマップのスクショがあって分かりやすく、僕はこちらのサイトをよく参考にしてプレイしていました。

おすすめUndertaleプレイ環境と機材
パソコンでプレイするときのおすすめの機材を紹介します。キーボードでプレイしてもなんとかなりますが、やはりコントローラーのほうが数倍プレイしやすいです。

おすすめはBluetoothでPCと連携させることです。Switchのジョイコンなどを持っていれば、すぐにつなげてプレイできます。

キーコンフィグはこんな感じで設定しています。ちなみにDefault側の設定を変えないと反映しないようなので注意してください。

3.英語学習効率を上げる便利ツールたち
自動翻訳ツールの導入
プレイを進めていくと途中でどうしても分からない単語や表現が出てくると思います。そういったときにおすすめなのが、自動翻訳ツール(OCR)です。WindowsとMacで導入できるツールが異なるので、それぞれ紹介します。
Windowsユーザー向けツール
まず、Windowsユーザー向けのツールです。基本的にWindowsのほうがツールが充実しているため、両方持っている人はWindowsでプレイすることをおすすめします。上のサイトで紹介しているのは、Capture2Textというツールです。

もっと素早く翻訳をしたいという人は、PCOTがおすすめです。DeepLとも連携している超絶便利なツールです。Macバージョンも開発されることを切に願います。。

Macユーザー向けツール

残念ながら、上記のツールはMacに対応していません。EasyWineなどを使って、Mac上で仮想のWindowsOSを動かすという荒業もありますが、少し上級者向けの方法になります。PCに慣れている人は試してみてください。
それ以外の方法を紹介すると、Google翻訳のカメラ機能を使うという方法があります。

カメラレンズを通して、リアルタイムに翻訳をしてくれるという機能があります。あまり精度は高くなく、いちいちカメラを起動させないといけないことがネックです。
4.Undertaleをさらに楽しむ小ネタ
原題でこそ味わえるフォントネタ
Sansというキャラクターが登場します。名前の由来は「Comic Sans」というフォントなのですが、これは英語版でのみになります。ちなみに日本ではあまり馴染みがないこのフォントですが、英語圏ではめちゃくちゃダサいフォントとして見なされています。
しかし、このサンズ自体は1-2位を争うほど人気があり、大乱闘スマッシュブラザーズにも登場しています。また、パピルスというキャラクターも登場するのですが、彼も名前の由来がフォント名です。
本来のジョークを英語で堪能する
映画でも音楽でもそうですが、やはりローカルの言語で作成されたものはそのままの言葉で理解するのが一番の楽しみ方です。特にジョークが使われている部分は、無理やり日本語訳を当てはめていることが多いので、本来の面白みを味わうためには比較していかないといけません。
こちらの記事で、ゲーム内で披露されるジョークの比較解説が詳しく書かれているので、チェックしながらプレイするとより楽しめると思います。(ネタバレ注意)
こちらの表現対応表もおすすめですが、ネタバレがあったりするので、一度通しでプレイしたあとにチェックすることをおすすめします。

5.まとめ
今回は初めてゲームを使った英語学習方法を紹介しました。Undertale以外にも面白い海外ゲームはたくさんあるので、ぜひ自動翻訳ツールなどを活用して英語学習の一つとして取り入れてみてください!