
「もっと実践的に使える英語学習がしたい!」
最近NHKから新しい語学学習アプリがリリースされました。その名も『NHKポケット語学』です。シンプルでいいネーミングですね。今回はこのアプリを試しに少し触ってみた感想を紹介していきます。
コンテンツ
1.NHKポケット語学ってなに?
NHKラジオ英会話をベースに作られたアプリ

NHKポケット語学とは、2020年11月にNHK出版からリリースされたスマートフォン向けの語学学習アプリです。長年のノウハウのあるNHKラジオ英会話をもとにした学習アプリなだけあり、かなりの期待が持てます。
NHKラジオ英会話は、実践ビジネス英語などの本格的なビジネス英語対策の教材から初学者向けの基礎英会話まで数多くの教材があり、自分のレベルに合わせて適切な教材をピックアップすることができます。NHKラジオ英会話の詳しい活用法については、こちらの記事にて紹介しています。
2.NHKポケット語学のシステムは?
月額制のサブスクリプションモデル
NHKポケット語学は、最近主流の月額制で使い放題のシステムとなっています。1ヶ月あたり1,078円で、ラジオ英会話・入門ビジネス英語・実践ビジネス英語が学習し放題となっています。
ちなみに全部購入すると、1,200円くらいなので、単純に比較するとお得なプランになっています。また、それぞれの教材でテスト問題も付随しているので、自分のスキルの力試しもできます。
3.NHKポケット語学のはじめかた
アプリをインストールしよう

アプリをダウンロードして起動してみると早速このようなイントロダクションのスライドが登場しますので、次へボタンをタップしましょう。
するとログイン画面が出てきます。アカウントがなくても始めることができるので、下にある『ゲストとしてとりあえず始める』から進んでいきましょう。するとまたイントロダクションがポップアップで出てくるのでOKボタンをタップします。
TOP画面はこのようになっています。教材が3つ並んでおり、好きな教材をタップするとトライアルとして1項目だけ体験することができます。

実践ビジネス英語を試しにやってみた
さて、試しに実践ビジネス英語のトライアルをやってみました。タップするとこのように『はじめに』と『Lesson 1(1)』が見れるようになっています。はじめには、教材の設定や背景などをチェックすることができます。
さっそくレッスンを受けてみましょう。レッスンの形式は、基本的にリスニングスタイルの問題を解くという内容になっています。
『会話文で学習する』と『テストを受ける』という選択ができますが、とりあえず会話文で学習するを選択してみましょう。英語音声が流れ始め、それに合わせて英語と日本語のスクリプトが自動的に表示されていきます。
会話文を一通り目を通したあと、テストを受けます。間違えた問題は難易度が下がり、ヒントが与えられた状態で再度出てきます。正解するまで3回はトライできるようになっています。
まず最初の問題は普通の4択正誤式の選択問題が出題されます。これは何度も音声の聞き直しができるので、分かるまで繰り返し再生すればそこまで難しくありません。
2つ目の問題は記述式の問題が出てきました。結構難易度高めのイディオムが出てきて、普通に間違えました。一度間違えると選択式問題で再出題されます。ちなみに、正解は『old gray matter=頭脳』でした。
今度も記述式問題が出てきました。最初は難易度高めのこの形式で出題されてくるのがパターンなのかもしれません。今回は音声を聞けるので、何回か再生を繰り返しながら穴埋めしていきます。
ラストの2問はシンプルにリスニングの4択と穴埋めでした。TOEICで出てきても間違えそうになる難しめの問題です。
自分がどれくらいできたか一目瞭然
最後に結果発表ページが出てきて、採点が行われます。1回目で正解できた問題には20点、2回目で正解できた問題は8点、3回目で正解できた問題は6点が入ります。
星の数はそのレッスンの達成度によって変わるようです。おそらく、70/80/90点の区切りで設定されています。
4.NHKポケット語学の利用者からの評判
Twitter上でのユーザーからの口コミ
5.まとめ
今回はNHKポケット語学のトライアルの中身を紹介しました。次回はもう少しやってみた感想を共有したいと思います。テストの難易度が高めだったのでいいトレーニングになりそうです。
1レッスンあたり大体10分くらいで解くことができるので、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間にサクッと解けるので、空いた時間に英語学習の積み重ねができます!