
「TOEIC Speaking/Writingテスト初めて受けるんだけど、難しいのかな?」
今回、TOEIC Speaking/Writingテストを初めて受験してみました。試験までにした対策と準備を紹介しますので、よかったら参考にしてみてください!
コンテンツ
1.TOEIC Speaking&Wrintingってなに?
英語能力4技能について
TOEIC公式サイトの個人ページを見ると、英語能力の分布図が確認できます。4つのひし形で表示されており、各項目は以下のようになっています。
- Listening
- Reading
- Speaking
- Writing

TOEICは、L/Rテストが一般的によく知られているテストですが、実はSpeakingとWritingのテストもあります。スピーキングとライティングは別々で受験することもできますが、今回は両方セットのテストを受験しました。
S/WはL/Rと比べて料金が高い(10,450円)ので、ある程度L/Rでスコアが取れるようになってから受験することをおすすめします。目安としては、700~800点くらいからがいいと思います。
ただ、仕事で実践的な英語が早急に必要になったときなどはいきなりS/Wを受けてもいいと思います。最初は大変ですが、このテストを学習することでSpeakingやWritingの能力を引き上げることができます。
S/W受験申込の流れ
S/Wの受験申込はインターネットからすることができます。僕は、L/Rと同様にWEBから申込をしました。L/Rと異なる点は、申込時に受験会場を選択することができるということです。
受験申込画面の途中で、会場を選択する画面が出てきます。今回、僕は『専門学校東京テクニカルカレッジ』という会場を選びました。
申込が無事完了すると、下記の画面が出てきます。案内はメールのみで、郵送では届きませんのでご注意ください。

受験会場選択時の注意点


2.S/W対策に使った参考書と教材
頂上制覇 TOEIC(R)テスト S/W 究極の技術
今回、S/Wの対策に一番使用したのがこの参考書です。L/Rでも有名な頂上制覇シリーズのS/Wバージョンです。初学者でも分かりやすいように各パートの詳細やコツも書いてくれているのでかなり参考になります。
スピーキングの勉強はどうしても発声練習が必要になるので、自宅での学習をおすすめします。僕はiPhoneの録音機能を利用して、自分の発音を振り返ったりしました。自分の声を聞くのはなかなか恥ずかしいですが、修正点や苦手な発音を知ることができるので、余裕があるときは必ず録音することをおすすめします。
レアジョブ英会話
4月ごろより、レアジョブ英会話のプランを毎日1レッスン受講できるコースに変更しました。できるだけ本番でスムーズに会話ができるようにするためです。
スピーキングのパートには自分の意見を話す問題も出題されるので、対策としては実践的に話してみるが有効だと考えました。教材は実用英会話レベル7を使用し、最後のChallengeパートで簡単なディスカッションがあり、何回か練習しました。

TALKING Marathon®︎
試験日の2週間くらい前からアルク社のアプリ、『トーキングマラソン』を使ってスピーキング対策をしました。瞬時にフレーズを発話できるようにするためです。
基本的なフレーズを覚えられるので、この教材を学習することで使い回しが効きます。まだ短期間しかトレーニングしていないので正直まだ効果は実感できていませんが、次回の受験まで使い続けてみようと思います。

3.S/W当日までに必要な準備
身分証明書以外は準備の必要なし
S/WはL/Rと異なり、受験票は特にありません。証明写真も貼る必要はないので楽です。ちなみに試験当日に写真撮影があるので、できるだけ身だしなみをきちんとすることをおすすめします。
当日は、本人確認書類の身分証明書のみの持参でOKです。これだけは忘れないよう前日までにチェックしておきましょう。身分証明書として認められているものは以下の通りです。
- 運転免許証
- 学生証/学生手帳/生徒手帳
- パスポート
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 障害者手帳(身体/精神)
4.S/W試験本番の感想
当日の受付について
当日は、午前の部と午後の部で受付開始時間が異なります。僕は午後の部を選択しました。13:15~13:30までの間に受付を完了する必要があります。かなり受付時間が短いので、注意する必要があります。

できるだけぎりぎりに受付したほうがいいとの情報があったので、試しに13:25くらいに到着してみました。ほとんどの人はすでに到着していて、自分は最後の受付でした。
会場は全員で10人程度の受験生で年齢層は幅広く、小学生くらいの子から50代くらいの人までいました。13:30になると、できるだけソーシャルディスタンスを保ちながら受験会場の部屋まで案内されます。
Speakingパートの感想
まずはじめに、音声チェックと録音チェックからスタートします。音量は聞き逃したくないので、MAXに設定しました。キーボードはこのパートでは使わないので端に寄せておきます。始まるまでにヘッドフォンのコードが絡まないように調整しました。
今回はマスクをしながらの受験なので、若干喋りにくい部分はありましたが最後にも録音された音声をチェックできるので安心です。テスト内容は、参考書でも対策をしていた形式でしたが、やはりなかなかフレーズが出てこなかったりとイマイチな出来でした。
Writingパートの感想/結果
Speakingパートが終わり次第、Writingパートへすぐに移行します。3分ほど準備時間が与えられるので、その間にキーボードをタイピングしやすい位置に調整しておきます。
なお、ヘッドフォンはしたままでも問題ありません。僕は周囲のタイピング音が気になるので、ヘッドフォンセットをしたままで続行しました。
なぜか会場のパソコンがめちゃくちゃタイピングの反応が悪かったので、Writingパートの際にかなり苦労しました。次回は別の会場を選択して試してみたいと思います。
結果はスピーキングが200点中130点、ライティングが200点中140点でした。初回にしてはある程度の点数が取れたので良かったです。

アビリティメーターは以下のようになっています。どちらもIntermidiateレベルですね。

5.まとめ
今回初めてTOEIC S/Wを受験してみましたが、L/Rと異なり総合的な英語能力が問われるので、スコアアップは一朝一夕ではいかない印象を受けました。日頃からオンライン英会話や音読、対面式での会話などに取り組んでいくことで地道にスコアを上げることができそうな感じです。