
「TOEICのリスニング&リーディングテストはある程度できるようになったし、今度は別の試験を受けようかな。」
実は、TOEICテストにはもう一つスピーキング&ライティングテストもあります。おすすめの対策本を手に入れましたので、実際に使ってみた感想を書いていきます!
コンテンツ
1.頂上制覇シリーズとは?
高得点を目指す受験者のための参考書

頂上制覇シリーズとは、ロバート・ヒルキ氏が監修しているTOEICテスト対策の参考書です。リスニング&リーディングでは、パート別に4巻刊行されていて、詳しくはこちらの記事で紹介しています。
掲載されている内容はレベルの高いものが多いのですが、質も高いので必ずしもハイスコアホルダーでないと手が付けられないというほどではありません。高負荷トレーニングとしてちょっとずつ取り組んで見ることで英語力アップが期待できます。
より高度なレベルで英語を運用し、コミュニケーションのツールとして英語を使いたい人はこのシリーズを使えばステップアップできるようになっています。
2.TOEIC Speaking & Writingについて
より実践的な英語スキルが求められる
TOEICリスニング&リーディングは、受け手側のスキルですがスピーキング&ライティングは発信側の立場になります。発信型英語能力判定のために信頼できる証明が欲しいとの声に応えてETSが2007年に開始しました。
日本でも需要が徐々に高まってきており、将来ますます価値が高くなることが予測されます。SWテストを英語の実務能力判定の目安として利用している企業は増えており、キャリアアップを目指す人にはもってこいの試験であることは間違いありません。
試験内容に詳しい説明に関しては、こちらの記事で紹介しています。

3.実際に使ってみた感想
学習前の下準備
まずは表紙を外して、使いやすくします。CDの音声は先にパソコンへ取り込んでおきましょう。2枚分あるので少し時間がかかるので注意してください。
別冊解答は切り離しができるので、先に取り外しておくと便利です。

スピーキングテストのユニットについて

スピーキングテストのユニットは全部で6つあります。最初のユニットはこのような感じです。後半に進むにつれて徐々に難易度が上がっていきます。

ユニット1は音読問題です。45秒間で与えられた文章を正しい発音とイントネーションで読み上げます。サンプル問題として最初に例が記載されていて、読む際の注意点も詳しく書いてあります。

単語と単語のつながりがスムーズかどうか、アクセントは正しい位置についているか、リズムは適切かをここでトレーニングします。また最後に付録として発音しにくい子音も紹介されているので、参考になります。

おすすめは録音機能を利用して、自分の声をフィードバックしてみることです。最初はなかなか上手く発音できていなかったりすると思いますが、徐々に軌道修正すればレベルアップしていきます。

ライティングテストのユニットについて

ライティングテストのユニットは全部で3つあります。こちらも後半にいくにつれて難しくなります。

最初のユニットでは写真描写問題です。リスニングパートのときは、出題者が提示した問題文を受験者が回答しますが、これは受験者で正解の文章を作り出すイメージです。

ポイントは、適切な動詞と接続詞を使い簡潔な英文を書くことです。設定時間があるので、スピード感を持って書き上げる力も求められます。
模擬テストも巻末に付属されている

参考書の最後に模擬テストも付録としてついているので、一通り参考書を解き終わったらトライしてみましょう。
4.Twitter上での評判
Twitterでは概ね高評価、でも使っている人は少ない
5.まとめ
SWテストの効果的な対策やテクニックが豊富に紹介されています。本書を使えば、実践形式で学べるため、本番環境で実力を遺憾なく発揮できると思います。
この参考書を上手く自分の力にできれば、どのような状況においても自身のハイレベルなスピーキングとライティング力でグローバルに活躍することができるでしょう。