
「TIME誌読んでみたい!スラスラ読めたらカッコいいだろうな〜。」
英文リーディングの登竜門として有名な『TIME』ですが、ハードルも高く、なかなか手が出せないツールです。そこで初心者でもできるおすすめの使い方を紹介します!
コンテンツ
1.海外ニュースで英語を学習する
本格的に英語ニュースを学びたい人のために
海外のニュース雑誌といえば、言わずとしれた『TIME』誌が有名です。TIMEは約200ヶ国で2300万人が愛読する週刊ニュース誌です。

TIMEとは
『TIME』とは、アメリカで1923年に創刊された歴史と伝統あるニュース雑誌です。雑誌の内容としては、主に政治と経済を中心にしつつ、最先端科学からエンターテイメント、娯楽まで、幅広いジャンルを扱っているのが特徴です。
また、記事には印象的な写真やわかりやすいグラフ、ユーモアあるデザインなどが盛り込まれているため、視覚的なわかりやすさやデザイン性でも評判が高い雑誌です。
記事で扱うジャンルが幅広いため、記事の内容を理解するには多分野の知識が求められますが、特定のジャンルに偏らず様々なボキャブラリーやフレーズに触れられるのは、英語学習という観点からは高い学習効果が期待できます。
TIMEで英語を学ぶのにおすすめの対象者
TIMEはネイティブ向けに発行されている雑誌のため、当たり前ですが記事に含まれる単語、フレーズ、文法、構文などの英語レベルは相当に高いです。
英語初級者の段階で読むと、「そもそも知っている単語の数が少なく読み進められない」または「単語の意味はわかるけど構文が複雑でストーリーを理解できない」という状況になります。そのため、TOEIC700点程度を取得した中級者レベルになってから英語学習に取り入れると、リーディングやボキャブラリーの学習として高い効果が期待できると思います。
TIMEの英語学習活用方法

TIMEは、実際の雑誌だけではなく、WEBでも気軽に読めます。気になる記事をピックアップして、ナナメ読みしてみてください。そして、時間があるときに再度同じ記事をじっくり読み込んでみるとリーディング力がかなりアップします。
TIME誌は大型書店もしくはオンラインで購入することができます。ただ、年間契約をしないと単品購入はかなり高くつきます。また、読まずに置いておくとプレッシャーになり、威圧感を放ってくるのであまりおすすめしません。
僕は、年末号のTIMEは購入して読むことをおすすめします。毎年12月になるとその年の『パーソン・オブ・ザ・イヤー(Person of the Year)』というものが選出されて掲載されます。全世界の1年間のニュースが1冊にまとめられているので、ぜひ手にとって読んでみてください。

2.おすすめ記事
英語学習にも使える、おすすめの海外ニュース記事をご紹介します。ぜひリンク先を覗いてみてください。

2019年のパーソン・オブ・ザ・イヤーとして選ばれたグレタ・トゥーンベリの特集記事です。長い文章ですが、読み応えのある記事なのでぜひ一度読んでみてください。

コロナウイルスの最新情報が日々アップデートされている記事です。身近なニュースなので、比較的理解しやすいのではないかと思います。世界各国の状況をいち早く知ることもできるので、ぜひチェックしてみてください。

イギリスのEU脱退に至るまでの経緯や、なぜそこまでに至ったかをまとめあげられている記事です。シンプルに一問一答形式で構成されているので、区切りをつけて読みすすめることができます。難しそうな話題はスキップして、分かりそうなものから読んでみてください。
3.アプリ版『TIME Mobile』
手軽にすぐ読める便利なアプリ

TIME誌はアプリ版でも読みことができます。お気に入り機能や見たい記事別のソート機能もあるので、ぜひ一度ダウンロードしてみてください。
4.まとめ
TIME誌を読む、ということ自体にハードルを高く感じてしまう人も多いかもしれません。しかし英語学習の一部として、少し試し読みしてみると面白い記事を見つけられたりしますよ。
自分に合った使い方をして、ぜひ英語学習法に取り入れてみてください。
