
「日常英会話なら何となく分かるけど、ビジネス英会話って一体どうしたら上達できるの?」
仕事でいきなり英語を使わなくならないといけなくなる状況は以前より増えてきていると思います。最近では、分かりやすい参考書が多く出版されているので、その中でおすすめの本を紹介します!
コンテンツ
1.英会話を学習する前に
英会話で求められる英語能力について
英会話の学習を始める前に、高校レベルで習った基礎的な文法・語彙力を取得することをおすすめします。基礎レベルの目安としては、日常会話ができるレベルのTOEIC600点前後を取得したあたりから始めるのが理想です。
ある一定の英語レベルに達してから英会話の学習(特にスピーキング)を始めたほうが効率的な理由としては、英語に関する知識の量が関係しています。
スピーキングとは、知っている単語やフレーズ、文法などを組み合わせてアウトプットする活動になるため、そもそもの知っている知識の量が少ないと、いかに英語を話すスピーキングのアウトプットを練習しても伸びしろが小さく、学習が非効率になってしまいます。
一方で、スピーキングなどのアウトプットを目的とした場合に、不必要な量の知識を習得してからアウトプットの学習をはじめることも非効率になりますので、一定の目安としてTOEIC600点程度に達した時点で英会話の学習をはじめることが適切だと思います。
英会話力アップに必要な要素は以下の3つです。
- 相手の英語を理解するリスニング力
- 伝えたい内容を英語で構築する文法・単語力
- 正しい発音とアクセントで話すスピーキング力
どれか一つだけに特化しただけでは、うまくコミュニケーションを図ることはできません。これらの3要素の能力をバランス良く高めることで、スムーズな英会話ができるようになります。今まで学習してきた英語力をフル稼働して、アウトプットをどんどん行っていきましょう。
自分に合った英会話学習法を選択する
では、実際にどのような手段で学んでいくのがよいのでしょうか?僕は手軽に学べるオンライン英会話を中心に勉強をしていますが、他にもいろいろな学習方法があります。必要な費用や時間を把握して、自分に合った学習法を選択しましょう。
2.英会話学習おすすめ参考書
独学で同時通訳者として活躍している横山カズ氏が教えるビジネス特化型参考書です。交渉術や駆け引きのテクニック、面接での魅力的な伝え方など役に立つ情報が満載。シンプルな単語でいかに上手く伝えられるかということが大事なポイントです。
日本語の文章を中学英語レベルで英訳すると構成の参考書です。この本でトレーニングすれば、自分の伝えたい内容を簡単な単語と文法で話せるようになります。ビジネス英会話は、難しい文法で話す必要は全くありません。シンプルに分かりやすい英語で話せるようにしましょう。
「主語+動詞+目的語」のたった3語で英会話を成り立たせるようにできる魔法のような手法を教えてくれる参考書。日本人は複雑な構文を考えてしまいがちですが、ネイティブはシンプルな英語を好みます。「have」「use」「find」などの万能動詞を覚えて、活用しましょう。
3.まとめ
英会話を練習するには実戦形式で経験を積むのが一番ですが、効率的な学習法をインプットしてトレーニングすることで上達のスピードが上がります。自分に合う参考書を見つけて、英会話学習をスタートしましょう!
