
「TOEIC900以上取りたい!文法パートを強化したい!」
TOEICerが目指す最後の目標は、ほとんど900点超えですよね。まれに満点を目指す強者もいますが…。900点オーバーの最大の要所は文法問題のPart5&6です。ここを強化するための参考書を紹介します!
コンテンツ
1.頂上制覇シリーズについて
頂上制覇シリーズとは
頂上制覇シリーズは、「TOEIC(R)の神」と呼ばれるロバート・ヒルキが徹底監修した究極のTOEIC(R)テスト対策問題集です。
頂上制覇シリーズはなぜ良いのか?
『頂上制覇』とのタイトルの通り、内容はフルスコアを目指すための構成となっています。もちろん出題されている問題のレベルはめちゃくちゃ難しいです。
おすすめする1番のポイントは、”heavy-bat philosophy”というセオリーがかなり理にかなっているからです。
その理論とは、以下のようなものです。
『重いバットで素振りを続ければ、本番ではバットが比較的軽く感じて、より高速なスイングができる』
最初は解くのに時間がかかって、めちゃくちゃ苦労しますが、”heavy-bat philosophy”で鍛えた力は本番で遺憾なく発揮されます!
2.TOEICリーディングPart5&6について
必要なテクニックをまず知る
リーディング問題には定石の解答のコツがあり、テクニックを知っているか知らないかでかなりの差が付きます。いかに効率的に解いていくかを知っているだけでも、精神的余裕もできるため一歩リードできます。
Robert’s Ruleのテクニックを知ろう
解答集のはじめにRobert’s Ruleというものが紹介されています。非常に重要なテクニックが紹介されていますが、最初はさっと目を通すだけに留めましょう!ある程度学習を進めてから読み返してみたほうが、すんなりと理解できますよ!

3.実際の勉強法について
下準備をする
カバーを外し、問題集を切り離す
まず僕はもともと付いているプラスチックカバーのダブつきが好みではないので、いつも外してます。

問題集と解答は切り離せるようになっているので、外してしまいましょう。

完璧になるまで繰り返し解き続ける
Part5・6は短文/長文穴埋め問題が出題されます。ここではなるべく高速で回答し続けることが重要なポイントです。後半のパッセージ問題に多くの時間を費やすので、1問20秒以内に解くのがベストです。ストップウォッチを手元に置いて解きましょう。

1問20秒以内に解くためには解答スピードを上げることが重要です。そのためにまず出題される問題のタイプを理解することがスピードアップにつながります。
- 品詞/前置詞/決定詞/比較タイプ:全文は読まず、前後の関係性で判断
- 語彙/代名詞タイプ:文脈を正確に把握するため、全文を読む
- 時制/接続詞/関係詞タイプ:問題文を流し読みして都度判断
最初のうちは判断が難しいですが、何回も練習をこなしていくうちに感覚的に分かるようになります。

すばやく問題に解答します。難しい問題は後回しにして、20秒を過ぎたら飛ばしましょう。僕は繰り返し解くためにノートへ解答していますが、マークシートで解答したほうがより本番形式に慣れることができます。

TEST1回分が終わった時点ですぐに答え合わせをします。解説を読みながら、間違った部分に色ペンでチェックします。正答したら☑、間違ったら✕を付けます。難易度と解答時間の目安もあるので参考にしましょう。
この方法で問題集を繰り返し回します。3回正答できている問題が8割以上になるころにはかなり実力が付いていると思います。
苦手な文法分野は専門書で復習しよう
問題集を繰り返し解いていくうちに自分の苦手とする分野がなんとなく把握できるようになってくると思います。文法の再チェックをするためにおすすめの参考書を紹介します。
イギリスのケンブリッジ大学から出版されている英文法の決定版とも言うべき文法書で、世界中の英語学習者がこのシリーズを利用しています。
いくつかのレベルごとに出版されていますが、この本の内容で難しく感じるようであれば、中級者向けの『English Grammar in Use』をおすすめします。
4.まとめ
Part5・6はハイスコア保持者でも難しい問題が何問か出題されます。パーフェクトを目指すためには、時間内に解き終わったあとに文法知識をもとに根拠をもって正答を導き出すスキルが必要です。
自分のなかで苦手意識がある文法分野については専門書などを活用して、理解できるようにしましょう。