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1.TOEIC公式問題集とは?
TOEIC運営が出版している問題集

TOEIC公式問題集とは、TOEICテストを運営しているEducational Testing Service(ETS)が出版している問題集です。公式が出している問題集なので、本番と同じクオリティの問題を解くことができます。
TOEIC受験者には、必ず役に立つ問題集なので買ってみて損はありません。模試が初めてだったり、ブランクがあいたりしたら公式問題集をやってみるのがおすすめです。
2.TOEIC公式問題集をおすすめする理由
本番形式で実際のテストの予行演習ができる
本番と全く同じ形式で問題集が作られているので、実際に時間を測りながら解くことができます。1年おきくらいに最新版が発行されていて、現在までに6版が発売されています。一冊解き終わっても、別の問題集で新しくトライすることができます。

本番と同じスピーカーがリスニングを担当
リスニング問題に収録されている音声は、実際のリスニング問題を担当しているネイティブスピーカーが収録しています。本番と全く同じ環境で問題を解くことができます。実際の音声はこちらから確認できます。
【特集】公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5
できたらヘッドフォンやイヤホンではなく、本番と同じようにスピーカーでリスニング問題を解いてみることをおすすめします。
現在の自分のスコアが目安表で判断できる
TOEICは厳密に何問正解すると何点というような基準はありません。実際のテストの点数は全体の受験者の相対的な点数を勘案されて、決定されます。
ですが、ある程度の点数の範囲はこの問題集付属の換算表で判断することができます。自分の実力をとりあえず試しに出してみて、スコアに合わせて学習する教材を決めると効率的な学習ができます。

3.TOEIC公式問題集おすすめの使い方
下準備
まず本屋で売られている問題集を買ってきます。おすすめは最新版の公式問題集5です。最新刊はリーディングパートも読み上げ音声が付属されています。

使いやすいようにアレンジする
まずプラスチックカバーは邪魔なので取ります。

次に別冊の解答・解説を切り離します。
解答・解説の後ろにCDがあるので、これも取り外しましょう。iTunesにCDの音源を取り込んでおきます。もしくは記載のURLからダウンロードすることができます。

さらに問題集の白い表紙もハサミなどで切り離します。そのままだと、解答・解説を取り外した部分の背表紙に微妙な隙間が開いてしまって、問題を解くときに使いづらくなってしまいます。

問題集のおすすめの解き方
最初にサンプル問題が掲載されています。TOEICが全く初めての人はチュートリアルとして解いてみましょう。

チュートリアルとして、サンプル問題を解き終わったらいよいよ本番形式で解いてみます。解き方にコツがあるので、このあと詳しく解説します。

解答・解説の後ろに解答用紙が付属されています。これは何回か繰り返して使いたいので、コピーしたものを使います。

TOEICは時間との勝負です。リーディングパートは必ず時間を測りながら解きましょう。
最後のPart7までたどり着けない人がほとんどだと思います。時間内に最後まで解くことができるのは800点オーバーくらいのスコアにならないと難しいので、最後まで解けなくても気を落とさないでください。
解けるところまで解いて、時間が来たらそこで終了します。時間配分については、こちらの記事で紹介しています。

解き終わったら、さっそく採点してみます。参考スコアが算出できるので、リスニングとリーディングのそれぞれのスコアを確認してみましょう。そして、パートごとの正答率も合わせて記録しておきます。

公式問題集なので、解答集も詳しく解説されています。ただ全部をじっくり読んでも最初はその解説がいまいち理解できなかったり、文法的な部分ではよく分からずに挫折しがちです。あくまで、気になる問題だけ確認する程度にしておきましょう。

一回目に解いて苦手だったパートを参考書で重点的に学習して、再度同じ公式問題集を解き直してみましょう。
4.まとめ
公式問題集は有名すぎて、逆に手を付けていない人も多いと思いますが、超鉄板教材なので、上手に学習に取り入れていけばスコアアップ間違い無しの教材です。ぜひ一度トライしてみてください!
