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1.エメリービル/Emeryville
アムトラックでサンフランシスコからロサンゼルスへ
●8日目:2019/07/22(月)
サンフランシスコからロサンゼルスまでアムトラックで移動します。もちろん飛行機を利用したほうが圧倒的に早く着けるのですが、今回は列車でゆっくり景色を楽しみながら行くことにしました。西海岸の夕景を眺めながら、ゆったりと列車の旅を満喫することにします。
まずエメリービルまでUBERで移動します。エメリービルはピクサーの本社がある場所です。以前がピクサー社の内部見学もOKだったようですが、現在は関係者のみにしか公開していないようです。

UBERで30分ほど走ると、中心部にあるエメリービル駅へ到着しました。ここからアムトラックに乗車します。

エメリービル駅/Emeryville Amtrak station
エメリービルからコースト・スターライトというアムトラックに乗ります。
コースト・スターライトは、アメリカ合衆国の西海岸のシアトルとロサンゼルス間の2,216kmを1泊2日/約35時間で結ぶアムトラックの長距離旅客列車です。

今回乗車する区間は途中駅のサンフランシスコから終着駅のロサンゼルスまでで、約12時間の旅です。かなりの長時間乗るのですが、列車内ではいろいろな設備があるみたいなので、退屈はしなさそうです。
早朝にもかかわらず、たくさんの人が駅で列車を待っています。ここはターミナル駅なので様々な列車が停車するようです。

朝食は、駅の売店でチーズケーキデニッシュとカフェラテを食べました。ちなみに列車で小腹がすいたときようのスナック菓子も買っておきました。

8時20分ごろに駅を出発する列車に乗ります。若干ディレイしていて、8時23分ごろ列車が到着しました。そして、定刻より10分遅れの8時30分に駅を出発しました。


2.コーストスターライト/Coast Starlight
座席が広めなビジネスクラスへ乗車
乗車時間が長いので、少し座席が広めなビジネスクラスにしました。チケット代金は、116ドル(約12,500円)です。

座席には電源タップがあるので、充電に困ることはありません。Wi-Fiも飛んでいましたが接続が弱かったので、あまり使いませんでした。
座席はこんな感じです。前後とのピッチがかなり広いです。車内は割と快適に過ごせるので、長時間乗っていてもあまり苦痛ではありません。また、隣の座席には誰もいなかったのでラッキーでした。


展望席から西海岸の眺望を満喫
展望席もあり、ゆったりと車窓の景色を楽しむことができます。

ここでは家族でカードゲームをしたり、友人とおしゃべりしたり、パソコンで仕事をしている人などがいてそれぞれ自由に過ごしていました。

お腹がすいたらダイニングカーでランチ
ランチはダイニングカーで食べることができます。

ランチの利用には予約が必要で、乗車後しばらくすると車内乗務員からランチの予約をするかどうか確認されます。予約をするタイミングが少し遅れてしまったため、14:15の予約になりました。

ランチはラビオリみたいなものを食べました。味はそこそこ美味しかったのですが、若干量が少なかったのが残念。

ランチのダイニングカーでは相席での利用で、インド人とサンフランシスコ近郊の女性と一緒の席で食べました。
サンフランシスコ近郊の女性はワインやレストランの仲介業者をしているようで、ちょうど僕も訪問したロバート・モンダヴィやオーパス・ワンのことも詳しく知っていました。短い時間でしたが、いろいろ楽しく会話できたのでよかったです。これもダイニングカーで食べる醍醐味の一つです。
3.サンルイスオビスポ/San Luis Obispo
海岸沿いに広がる太平洋を車窓から眺める
サンルイスオビスポという街を抜けて、ロンポック=サーフという場所あたりから海岸線を通ります。

展望車へ移動して、しばらく海岸線を眺めていました。
飛行機では味わえないのどかな景色です。おもわず時間を忘れて堪能してしまいました。たまには急がずにゆったりと楽しむ旅もいいですね。

4.ロサンゼルスユニオンステーション
夕暮れに染まるロサンゼルスの街並み
ロサンゼルスが近づくにつれて、日もだんだんと暮れていき、いい感じの夕焼けになってきました。

アメリカの素朴な街並みを夕闇が美しく染めていきます。

アムトラック終着駅であるロサンゼルスのユニオンステーションには、夜の21時頃に到着しました。
次回はロサンゼルス周辺をご紹介します。