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1.マイルを貯めると特典航空券で海外へ行ける
皆さんはマイルを貯めていますか?
海外出張によく行く人は、航空会社のクレジットカードなどですでに貯めている人も多いと思います。僕も旅行代理店の仕事で海外添乗に行っていたので、カードを作ってマイルを貯めていました。
今回は効率的なマイルの貯め方とおすすめの使い方を紹介したいと思います。

航空会社のアライアンスについて
航空会社は世界で3つ存在しているアライアンスというものにそれぞれ所属しています。マイルを貯めるためには、このアライアンスに所属している航空会社のカードを作る必要があります。


スターアライアンスは1997年に設立され、現在では28社の航空会社が加盟しています。就航国は190ヶ国余り、1,300以上の空港に達し、1日当たりの便数は21,000便と、世界初で世界最大のアライアンスです。

スカイチームは、19社の加盟航空会社からなるアライアンスです。世界175カ国、1,150の就航都市、1日あたりの便数は14,500便でスターアライアンスに次ぐ規模です。

ワンワールドは、13 社の航空会社からなるアライアンス。世界158か国、1,012カ所の目的地、1日あたりの便数は10,000便で、第3位の規模です。
日本の航空会社が所属するアライアンス
全日本空輸(ANA)はスターアライアンス、日本航空(JAL)はワンワールドに所属しています。スカイチームに所属している日本の航空会社はありません。
2.どのアライアンスでマイルを貯めるのがおすすめ?
スターアライアンスがおすすめ
海外出張でよく使う航空会社のアライアンスのカードを作って、マイルを貯めるのがおすすめです。
特定の航空会社がなかったり、あまり海外出張に行く機会が無い方はスターアライアンスがおすすめです。理由は所属している航空会社が多く、クレジットカードのポイントやショッピングで貯まりやすいからです。
ただし、スターアライアンスで貯めたマイルは、特典航空券への交換枠が限られているので使いづらいというデメリットがありますのでご注意ください。

3.実際のマイルの貯め方について
僕は全日空のJCBカードを作って、スターアライアンス系航空会社のマイルを貯めてます。
今までに搭乗した航空会社
今までに搭乗した航空会社は、以下の通りです。
- エア・カナダ
- 全日空
- エジプト航空
- エティハド航空
- ポーランド航空
- シンガポール航空
- スイスインターナショナルエアラインズ
- ユナイテッド航空
マイルの積算率について
マイルというものは飛行機の搭乗クラスによって貯まる率が大きく変わります。
- ビジネスクラス:70〜150%
- プレミアムエコノミークラス:70~100%
- エコノミークラス:30〜100%
同じクラスで貯まる率が異なるのは、割引運賃で購入する場合にマイル積算率が下がるためです。通常運賃で購入すれば、最大積算率で貯まります。
陸マイラーについて
実は、飛行機に搭乗する方法以外にもマイルを貯める手段があります。
クレジットカードでショッピングしたときに貯まるポイントやキャンペーン、提携カードの交換ポイントなどを活用して貯めるというものです。この方法で主にマイレージを貯めている人は、通称”陸マイラー”と呼ばれています。
正直、毎月どこかしら海外出張へ行く人でなければ、マイルというものはなかなか貯まりません。僕も2~3ヶ月に1回のペースで海外へ行きましたが、基本的に安い割引運賃のクラスで搭乗するため、欧州路線でも1回片道2,000~3,000マイルしか貯まりません。クレジットカードのポイントを貯めたりしたりすることで稼ぎました。

4.マイルの使い方について
ゾーンとシーズンについて

マイルを使うときには、特典航空券への交換がおすすめです。換算率を考えたときに国際線の特典航空券がお得だからです。
ここで注意しなければいけないポイントは、ゾーンとシーズンによって、必要マイル数が大きく変わることです。ハイシーズンは、春休み・夏休み、GWや年末年始などの繁忙期となるため、航空券が取りづらい上に、必要マイル数がかなり多くなります。逆に、ローシーズンは1月年始明け~2月末,4月1日~GW前,12月初旬のみと、時期がかなり限られているのでほぼ使えません。
それ以外の時期のレギュラーシーズンを目安に、行きたいゾーンのマイルを貯めましょう。
5.まとめ
マイルを貯めるのが面倒でカードを作っていない人も、この機会に少しずつ貯めていってみてはいかがでしょうか。スキルアップした英語を海外で使ってみると、きっと新しい発見がありますよ!
