
「英単語覚えるのって苦手。みんなどうやってるの?」
英単語を覚えるのは地道な努力が必要です。しかし、その努力を最大化できる方法があります。今回の記事では、『漆塗り勉強法』について紹介します!
コンテンツ
1.英単語を勉強する前に
単語力はどのレベルにおいても必要!
TOEICのどのスコアを目指すにも必要な能力は、”単語力”です。リーディングやリスニングなどどの場面においても、会話や文章に含まれる単語の意味が瞬間的に理解できるかどうかで、正答率とスピードが大きく変わります。
また、たくさんの単語を知っていると、スピーキングの場面でも様々方法で説明ができるようになり、英会話のレベルも格段に上がります。
今回の記事では、英単語力の大切さと必要な知識量、さらには実体験に基づくおすすめの英単語学習法までご紹介します。

まず自分の英単語力がどれくらいなのか知ろう
英単語の学習を始める前に、自分の英単語力がどれくらいなのかをまず知っておくことが重要です。自分の現在地を正確に把握することで、学習すべき範囲や教材を適切に選択することができ、短期間でも効果的に学べます。
以下で紹介するサイトで自分の英単語力が簡単に調べられるので、英単語を本格的に学習する前に一度試してみることをおすすめします。



このように、診断を受けた人の英単語力が100点満点で計測されます。点数に応じて英単語力を強化するためのおすすめ教材が出てくるのが、この診断テストの特徴です。
ちなみに、リコメンドされてくる参考書の中では、キクタンが一番おすすめです。別の記事でも紹介していますが、キクタンはレベル別に分かれていて内容がコンパクトなので、その時々の自分の英語レベルに応じて必要な英単語に絞って効率的に学習できる点が特徴です。


次に、オンライン辞書サービスとして有名なWeblioが提供している語彙力テストです。たまに物凄く難しい単語や熟語、ことわざなどが出てくるので難易度は高めです。レベルは1~16までで評価されます。

2.英単語の語彙数と英語レベル
語彙力と英語力の対応関係について

TOEIC試験に出てくる単語数は、一般的に10,000語前後と言われています。
どれくらいの語彙力があれば、どれくらいのスコアが取れるのかを表にしました。先ほどの診断結果と、現在のスコアを照らし合わせてみてください。
この表の必要語彙力で大きく開きがあるのが、470点から730点に引き上げるフェーズです。このフェーズは誰もが苦労するところですが、4,000語から8,000語へ語彙力を増やすだけで超えられる壁でもあります。
3.僕が取り入れた英単語の暗記法
漆塗り勉強法が一番効果的
単語帳は漆塗り勉強法が効果的です。最初から順番に1つ1つ覚えるのではなく、1冊を何度も繰り返しスピーディに回して、完成度を上げるというものです。

漆塗り勉強法のやり方

一周目は赤シートを使いながら、普通に解きます。一瞬で分かった単語はチェックボックスにマークします。

一周目で解けなかった単語をひたすら赤シートを使って繰り返します。繰り返すうちに一瞬で意味が理解できるようになった単語はチェックボックスにマークをしていきます。

一瞬で分かる単語が全体の8割を超えれば、ほぼクリアです!最後の仕上げでチェックマークのある単語も含め、『最初から最後まで』通しで何回も高速で回してください。
一日に一冊を一周できるようなスピードになれば、意識せずとも単語の意味が即理解できるようになるため、試験において非常に効力を発揮します!ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線の理論に基づいても、この勉強法は有効と言えます。

Androidを持っている人は、Ankiというアプリがおすすめです!忘却曲線に従って、単語をサジェストしてくるので効率よく暗記することができます。
4.まとめ
英単語力は、英語の4技能と言われている、スピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの全てに共通している知識です。英単語力を増やすことで、各技能のレベルアップにもつながりますので、地道にコツコツと継続して学習しましょう。
英単語のおすすめ学習方法としては、スキマ時間を有効活用し、通勤時間に電車でひたすら繰り返し解くのがおすすめです。最初は時間がかかったり、覚えられない単語も出てくると思いますが、諦めずに地道に繰り返すのがコツです!
