
「TOEICのリスニングパート苦手すぎ。。どうやったらスコア上がるの?」
TOEICでまずはじめに対策するべきパートはリスニングです。特にPart3と4の出来が全体のスコアを大きく左右します。TOEICスコアが500-600点台の人は、まずリスニングを強化する必要があります。そのリスニング対策で効果的な学習法とされているのが、今回紹介する『ディクテーション』です。
コンテンツ
1.ディクテーションってなに?
ディクテーションについて
ディクテーションとは、日本語で『書き取り』を意味します。英語の音声を聞き、その言葉を一言一句ノートに書き取っていくという勉強手法となります。これだけ聞くと、「大変そう」「時間かかりそう」「ただ書くだけで効果あるの?」と思うかもしれません。
TOEICのリスニングは基本的に出題傾向が決まっています。ディクテーションはいわば体系的に聞き取り能力を向上するためのトレーニングですが、TOEICのリスニング対策においては、これほど適した学習法はありません。
なぜかというと、ディクテーションを続けていけば、あるフレーズや言い回しが出てきたときに、その解答を瞬時に推測できるようになるためです。今回は、スコアアップの秘訣である『ディクテーション』の効果的なやり方を説明していきたいと思います。
ディクテーションの驚異的な効果
ディクテーションは時間がかかる勉強方法ですが、パターンがある程度決まっているTOEIC対策において、これほど効果を発揮する手法はないです。リスニング学習において、どこが聞き取れなかったのかを分からずに学習を進めてしまうことがほとんどかと思います。
ただ単に問題を解いて、正解・不正解を見るのではなく、実際に聞き取れた部分と聞き取れなかった部分を調べる作業が大切になってきます。その作業を行うためにディクテーションをします。実際に僕はディクテーション学習を取り入れたことで、TOEICのスコアを800点まで伸ばすことができました。

2.ディクテーションの方法
最初は比較的易しめのPart1-2の参考書でディクテーションをトライしてみましょう。とりあえず、問題周を1周して慣れてきたら、得点源となるPart3-4へ移行することをおすすめします。
ディクテーションの聞き取り・書き取り方法

何度再生してもOKなので、一言一句聞こえたままに問題をノートに書き取ってください。問題と選択肢もすべて書きとっていきます。わからないフレーズや単語は空白にして飛ばしましょう。

Questionにそれぞれ回答します。ディクテーションで書いた文があるので解きやすいと思います。

解答と自分のディクテーションを見比べて、間違った部分に色ペンでマークします。そして解説を読みながら、答え合わせをします。正答したら、間違ったら✕を付けます。仕上げにもう一度リスニング問題を通して聞いてみてください。
また、ちょっとしたディクテーションのコツですが、『右耳だけにイヤホンをつける』と左脳の働きで覚えやすくなります!ぜひ一度騙されたと思って試してみてください1

3.ディクテーションにおすすめの参考書
CD付 究極の英語ディクテーション Vol. 1
発音と文法をベースに「聞き取れない原因」を知ることができます。基礎語彙+中学英文法から解説されているので、単語力に自信がなくても問題ありません。また、「速聴」「訛り」「自然なアクセント」も収録されているので応用力もつきます。
4.ディクテーションの効率を高めるために
ディクテーションにおすすめの文房具
こちらの記事で紹介している、ステッドラーか無印良品の青ボールペンがおすすめです。意外と筆記用具の効用は地味な部分で効いてくるので、侮れませんよ!
ディクテーションにおすすめの学習環境
ディクテーションは集中力が必要となるので、静かな環境が必要です。こちらの記事でおすすめ学習場所を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
5.実際に学習している人の評判
Twitter上での英語学習者の声
6.まとめ
ディクテーションは確実に効果があるトレーニングですが、取り入れている人はあまり多くはいません。その理由は、単純に労力がめちゃくちゃかかるのと、ほとんどの人は途中で諦めてしまうためです。
皆さんは、ぜひ諦めずに最低3ヶ月は続けてみてください。何かしらの効果が現れるのは最低3ヶ月続けてからです!