
「今まで何となく目標は立てたことはあるけど、一度も達成できたことないや。」
僕も目標や計画シートを立てても頓挫してしまうことがほとんどです。ただ、『大谷翔平の目標達成シート』を作ってみたところ、モチベーションが上がり達成できたスキルも増えました!今回はその目標達成シートを紹介します!
コンテンツ
1.なぜ学習目標を立てるの?
学習目標の目的
皆さんは学習を始めるときに【目標】は立ててますか?
「TOEICの目標スコアは何となくあるけど、なかなか計画通りに…」という方も多いのではないでしょうか?
特に目標が無く学習をするということは、例えて言うならば、
「コンパスを持たずに航海をするようなもの」
です。
一生懸命漕いでも、自分がどこに向かうべきなのか途中で見失ってしまいます。自分が向かうべき方向を見失ってしまうと、せっかく努力をしても、なかなか成果が出ず、学習自体のモチベーションも下がってしまいます。せっかくやる気が出て努力をはじめたのに止めてしまったらもったいないですよね。
学習目標の効果
まず、学習目標を持つことで、自分の現在地から目標に対する距離感が分かります。距離感がわかることで、ただやみくもに頑張るのではなく、どのように頑張っていけばよいのか適切に考えることができ、無理をしすぎずに適度な負荷で努力を続けやすくなります。また、具体的な目標があることで、日々のペースメーカーとしての役割もあり、モチベーションの維持にも不可欠です。
2.学習目標を立てるため前に準備をしよう
目標を箇条書きにする
目標を建てる際には、まず「自分のやりたいこと」や「達成したいこと」を箇条書きで書き出します。自分では無理だなと感じていることでも、自分が望むことについては、まずは気にせずに書いてみてください。
最終目標・中間目標・基礎目標を作る
次に、自分のやりたいことや達成したこととしてリストアップした目標の中で、まずは一つに絞って、フォーカスします。
【英語がペラペラになりたい】
という目標を例に取り上げてみます。
達成するために必要な中間目標・基礎目標を隣に続けて書いていきます。最終目標を細かく分けていくことで、より目標が具体的になっていき、どのように取り組んでいくかもイメージしやすくなってきます。目標や活動が具体的になることで、なかなか手がつけられないという状況から脱却して、目標に向けて継続的に取り組むことができるようになります。

3.大谷翔平が活用した目標達成シート
目標達成シートの作り方
僕がTOEIC800点を取得する上で活用した「大谷翔平の目標達成シート」を紹介します。
早速、目標達成シートの簡単な作り方と使い方について説明します。
①縦9×横9のマスを作る
まず縦9×横9のマスを作ります。次にその中にそれぞれ3×3のマスを太字で区切ってください。これで全部で9つのブロックができます。

②設定した目標をそれぞれ書き込む
目標をマスの中に挿入していきます。まず一番中心に最終目標を入れます。
最終目標の周りに、中間目標を埋めます。中間目標は周りの各8ブロックにも入れます。
最後は、基礎目標を周りのマスに埋めれば完成です。

③進捗状況を色で管理する
ここからは僕なりのアレンジですが、好きな色で進捗状況を管理するようにしてます。

*青→黄→橙→赤の順番で達成度を塗り分けています。
今回は、僕が実際に使用したExcelのフォーマットを用意しましたので、興味がある方はよかったらお使いください!
4.まとめ
- メリット:目標達成に必要な要素がひと目でわかる
- デメリット:見直し・軌道修正を定期的にしないと頓挫する
実際に使ってみて感じたことは、『普段目につくところに置く』ことが重要だということです。普段は仕事やプライベートでいろいろなことがあるなかで、意識していないとどうしても忘れがちになってしまいます。その際に、無意識でも目に入るところに置いておくことで、目標を忘れてしまうことが回避できます。
ちなみに僕は、MacOSの「Numbers」のアプリでスマートフォンと共有して、毎月1回ぐらいのペースで定期的に見直しや軌道修正をするようにしてます。スマートフォンでも見れるようにしておくことで、パソコンがなくても定期的に確認することができて、ついつい忘れることも少なくなりました。


Windowsユーザの人はMicrosoft Office 365をおすすめします。

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目標設定にあわせたモチベーション維持について、自分が好きな教訓や目標の動機などをシートの余白に書いておくと、学習を続けるモチベーション向上に効果的です。 ぜひ、みなさんも自分なりにアレンジして使ってみてください!!